間もなくWindows10のサポート終了ということで慌ててWindows11へのアップグレードをしている人も多いかと思いますが、そこでこんなエラーが。
Windows 11 をインストールできませんでした
お使いの PC は、Windows 11 のインストールを開始する直前の状態に戻りました。
0xC1900101 – 0x40017
BOOT 操作中にエラーが発生したため、インストールは SECOND_BOOT フェーズで失敗しました。
いろいろ調べると原因はいくつかあるのですが、その中でドライバに関するものの対処方法について解説します。
Windowsセキュリティのコア分離
コア分離が何のことだかはさておき、これを確認することで問題となっている可能性が高いドライバを特定できます。
Windowsの設定-> 更新とセキュリティ-> Windowsセキュリティ-> デバイスセキュリティを開きます。
コア分離という項目があり、そこの「コア分離の詳細」を開きます。
ここでメモリ整合性という項目がオフになっている場合、それをオンにします。その際に「整合性がないドライバー」をスキャンすることがあり、それに何かが引っ掛かった場合はそれの対処を行います。
整合性がないドライバーの削除
整合性がないドライバーを削除します。
sysファイルとinfファイルの2種類の両方、あるいはどちらか一方が表示されていると思います。両方表示されている場合、その2つはセットです。削除の方法は以下の2通り
C:\Windows\System32\driversでsysファイルを探して削除
管理者としてコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行する
(aaa.infは実際のファイル名で)
pnputil /delete-driver aaa.inf /uninstall /force
なお、前者の方法でsysファイルが見つからない場合はpnputil /enum-driversで一覧を確認できます。
私の場合、Windows11へのアップグレードに何度も失敗していたのですが、このドライバの削除を実施した後に再度アップグレードを実施したところ上手くいきました。
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