クロスアビリティが開発・販売する分子シミュレーションソフト「Winmostar」(ウィンモスター)を解説します。
Winmostarの概要
Winmostarはクロスアビリティが開発・販売をする有償のWindows用の分子シミュレーションソフトです。多くの計算手法に対応し、GUI上で分子モデリング、計算の実行、結果の解析や可視化をすることができます。
企業や教育機関向けに販売されている有償のソフトで、価格はWebページで公表されています。
Winmostarは2001年に千田範夫氏によって開発され、20年以上のロングセラーのソフトです。Wikipediaに非常に細かく情報が載っています。
Winmostarの対応プログラム
Winmostar自体はフロントのGUIで、シミュレーションはオープンソースや他社製のソルバーを使用している。対応ソルバは次の通り。
- 量子化学計算
- GAMESS
- Gaussian
- NWChem
- MOPAC
- CNDO/S
- DCDFTBMD
- 第一原理計算
- Quantum ESPRESSO
- OpenMX
- FDMNES
- AkaiKKR
- VASP
- 分子動力学計算
- LAMMPS
- Gromacs
また、MatlantisやMACE等の機械学習力場を使ったLAMMPS計算にも対応しています。
Winmostarの操作感
Winmostarは多くのYouTube動画を投稿しており、そこでソフトの操作感を確認できます。
Winmostarの価格
Winmostarの価格は公表されています。
価格表を見ると以下のような区分があります。
- ユーザの種別
- 民間企業・官公庁(年間使用権)
- 教育機関(永久使用権)
- ライセンス形態
- 特定ユーザ(登録ユーザ1人のみ、2台使用可能)
- ノードロック(ユーザ数無制限、1台使用可能)
- サイト・コーポレート・研究室
- 機能レベル
- エリート
- プレミアム
- エコノミー
- サポートレベル
- プラチナ
- ブロンズ
- レギュラー
これらの構成によって、10万円台から数百万円まで様々なバリエーションが用意されています。
Winmostarを無料で使う方法
Winmostarを無料で使う方法は3種類あり、公式ホームページで申し込みが可能です。
- 無償版(1年間)
- 学生版(1年間)
- プロフェッショナル版トライアル(30日間)
それぞれ利用できる機能が異なります。機能一覧を参照。
無償版はかなり機能が制限され、ソルバはMOPACとCNDO/Sしか使えないようです。
Winmostarのセミナー
現地・オンライン、無償・有償のセミナーが用意されています。


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