半経験的分子軌道法の計算プログラムのMOPACは2021年にオープンソースになりました。
そのMOPACをWindowsにインストールする方法を解説します。
ダウンロード方法
MOPACのWebサイトは
- openmopac.net http://openmopac.net/
- openmopacのgithub.io https://openmopac.github.io/
- GitHub https://github.com/openmopac
などがありますが、インストーラは以下のGitHub releaseページから入手可能です。
Releaseページに来たら任意のバージョン(特に理由がなければ最新バージョン)のインストーラをダウンロードします。今回はWindows用のexeにします。
インストーラを実行します。
WindowsによってPCが保護されました が表示されたら以下の手順で進みます。
インストール先を選択し、3つあるチェックボックスはAdd pathだけ有効にしてあとは任意で進めます。
インストールが完了したら次に進みます。
実行
適当なフォルダでコマンドプロンプトを開き、MOPACを実行してみます。
PATHが通っていれば mopac で動くはずです。
はい、問題なく動きました。
ちなみにexeではなくzipでインストールしたところ libiomp5md.dllが見つからない とのエラーが出ました。exeでのインストールではエラーが出ませんでしたので、対処法が分からない場合はexeのほうでインストールしましょう。
まとめ
今回はMOPACをWindowsにインストールしました。
インストール自体は簡単ですが、ダウンロードサイトにたどり着くのが少し面倒でした。
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